2008年02月10日

MS-DOSコマンド リファレンス 目次

 使用可能なすべてのコマンドを網羅しているわけではありません。
 よく使うであろう事柄だけ説明して、知らないでも不自由しないだろうと判断したものは説明を省略している部分があります。ここでの説明は、Windows ME/XP(dos/コマンド)で動作を確認したものです。

操作ジャンルとDOSプロンプト

基本的に、どのコマンドが使えるかなどは、Windowsのバージョンによって変わりますので、ご自分のパソコンでお確かめください。

アルファベット別
Aattrib
B 
Ccd chkdsk cls command copy
Ddate del deltree dir doskey
Eecho exit edit expand
Ffdisk format
G 
Hhelp
Iipconfig
Jjp
K 
Llabel
Mmem md more move (msd
Nnet use
O 
Ppath ping prompt
Q 
Rrd recover reg ren
Sscandisk scanreg  set sys sysedit
Ttime type
Uus
Vver vol
W 
Xxcopy
Y 
Z 

プロンプト操作

ディスク・ボリュームラベル操作

ディレクトリ(フォルダ)操作

ファイル操作

バッチファイル作成

システム操作

ネット通信

起動しないときのコマンド操作

パソコン使いたいんですが!
え……あっちって?
いや、だから極めるんじゃなくて
この山に登れと!

トラブルシューティング

コマンドの説明と書式

MS-DOSの基礎知識

 MS-DOSとコマンドプロンプトについて
 コマンドプロンプトについて
 MS-DOSについて

おすすめコマンドリファレンス参照サイト

■MS-DOS・Windows
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2008年05月30日

ping

ping [外部コマンド:ping..exe]

▼ 機能 

ネットワークに正しくつながっているか(TCP/IP の IP レベルで通信できるかどうか)を確認。
指定したIPアドレスやホストにテスト用のパケット(ICMPパケット)を送り、その返事が返ってくるかで接続の正常性を計る。

便利な機能だが、これを悪用し情報を盗もうとするクラッカーがいるため、ネットワーク管理者がpingコマンドの使用を禁止している場合もあるので注意を。

なお、/? でコマンドラインヘルプが出ますが、95系・NT系とも英語のヘルプになります。f(^_^;

▼ オプション(WIN ME・XP)

  • -t(パケット送受信の無限ループ:中止は「ctrl+c」)
  • -a(ホスト名を逆引き表示)
  • -n count(パケット送受信の回数をcountで指定)
  • -l size(パケットのデータ部をsizeで指定)
  • -f(パケットの分割禁止)
  • -i TTL(パケットのTTL数値を指定)
  • -v TOS(サービスタイプを指定)
  • -r count(経由したルータのアドレスをcount分だけ記録:最大9個まで)
  • -s count(経由したルータのアドレスと時間をcount分だけ記録:最大4個まで))
  • -j host-list(経由すべきゲートウェイ(ルータ)アドレスの指定可能:最大9個まで。指定されていないゲートウェイも経由可能)
  • -k host-list(経由すべきゲートウェイ(ルータ)アドレスの指定可能:最大9個まで。指定されていないゲートウェイは経由不可)
  • -w timeout(タイムアウト時間を指定。単位、ミリ秒)

▼ 書式

  • WIN ME・XP:ping [-オプション][IPアドレス|ホスト名]

使用例

ローカル・ループバック・アドレスあてのping を打ってみる
c:\Windows>ping 127.0.0.1
 IPアドレス、127.0.0.1(ローカルホスト)で接続チェック開始。
 これが正しく動作すれば「TCP/IP」「pingコマンド」ともに正常と確認できる。
 トラブルシューティングなどのツールとして ping が使用可能かまず確認!
IPアドレスで確認してみる
c:\Windows>ping 192.168.1.1
 IPアドレス、192.168.1.1で接続チェック開始。
ホスト名で確認してみる
c:\Windows>ping www.causu.com
 ホスト名(この場合「www.causu.com」)で接続チェック開始。
タイムアウトエラーとなる場合
c:\Windows>ping -w 5000 www.causu.com
 ホスト名(この場合「www.causu.com」)で接続チェック開始。
 タイムアウト時間を5000秒にして、タイムアウトエラー回避。
 でも、数値によってはエラーが続く場合もありますので、ご注意を。
MTUチューニング用にテストしてみる
c:\Windows>ping -f -l 1426 www.causu.com
 サイズを1426に指定して分割しないでpingを実行。
 指定したパケットサイズは分割しないので、MTUの理想値を求めるテストに用いる書式です。
 テスト用にわざと大きい値で試して、結果を見ながら、最適な値を見つけてください。

 ※接続結果はすべて英語で表示されます。結果欄がReply (応答) なら問題なし。その他、英語のメッセージで、接続に失敗したような文章が現れたら、その英文を訳してください。f(^_^;

 参考サイト>
 ・「@IT」 “ping - ネットワークの疎通を確認する” 
 ・Windows.FAQ - 基礎講座:ping コマンドの使い方
 ・@IT:Windows TIPS -- Tips:pingでネットワーク・トラブルの原因を調査する
 ・ローカル・ループバック・アドレス(127.0.0.1)とは? − @IT
 ・PINGコマンド-MTU値の調整
 ・PINGについて by Eva

posted by まき at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | MS-DOSコマンド リファレンス | ブックマークに追加する

ipconfig

ipconfig [外部コマンド:ipconfig.exe]

▼ 機能

 IP設定の確認、及び、解放・書き換え作業など、必要な作業がコマンドラインから可能です。
 Windows 95系OSの場合のみ、このコマンド以外にも「winipcfg」で、IP設定の確認・解放・書き換えが可能で、初心者にはこちらのほうが便利です。コマンドラインもしくは、「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→winipcfg と打ち込んで、OKを押す で、IP設定を表示してください。
 ※95系OSだとipconfig内容は日本語表示、NT系OSでは基本的に英語表示になります。/? でコマンドラインヘルプが出ますが、95系・NT系とも英語のヘルプになります。f(^_^;

▼ オプション

(WIN ME・XP共通)

  • /All (ネットワーク設定の詳細表示)

(WIN MEのみ)

  • /Batch [ファイル名] (表示内容を指定ファイルに書き込み。ファイル名を省略すると、カレントドライブの「WINIPCFG.OUT」に書き込む)
  • /renew_all (すべて更新)
  • /release_al l(すべて解放)
  • /renew N (Nで指定した番号のネットワークアダプタを更新)
  • /release N (Nで指定した番号のネットワークアダプタを解放)

※renew(更新)・release(解放)を行う場合は、必ずネットワークアダプタ番号を指定してください。でないと、更新も解放も正しく行えません。また、アダプタ番号が不明な場合は、最初に「ipconfig」でネットワーク設定の簡易表示でも行って、アダプタ番号を確認ください。でなけや、_allをつけてすべて更新・解放するかですね!

(WIN XPのみ)

  • /renew [アダプタ名] (アダプタ名を指定するとその設定のみ更新。指定しないとすべて更新)
  • /release [アダプタ名] (アダプタ名を指定するとその設定のみ解放。指定しないとすべて解放)
  • /flushdns (DNSリゾルバの未使用キャッシュを削除)
  • /registerdns (IPアドレスのリースを更新し、ダイナミックDNSへレコードを登録)
  • /displaydns (DNSリゾルバのキャッシュを表示)
  • /showclassid (DHCPサーバから通知された利用可能なクラスIDを表示)
  • /setclassid [クラスID] (新しいクラスIDをアダプタに設定)

▼ 書式

  • WIN ME・XP:ipconfig [オプション]

使用例

IP設定を簡易表示
c:\Windows>ipconfig
 IPアドレス・サブネットマスク・デフォルトゲートウェイの情報を簡易表示。NT系OSでは、接続ごとのDNSサフィックス情報も表示。
IP設定を詳細表示
c:\Windows>ipconfig /all | more
 IP設定の詳細表示を行うと、95系OSやMS-DOSプロンプトなどでは、一画面に収まりきらず、最後のほうの情報しか表示できないので「more」コマンドを追加するとよい。NT系OSでコマンドプロンプトを浸かっている場合は、「ipconfig /all」だけでも、スクロールバーが表示されるので大丈夫ですが。
IP設定の解放
c:\Windows>ipconfig /release |c:\Windows>ipconfig /release 0
 WIN XPならオプションのみで解放できるが、WIN MEではアダプタ番号を指定しないと解放できない。
IP設定の更新
c:\Windows>ipconfig /renew |c:\Windows>ipconfig /renew 0
 WIN XPならオプションのみで更新(書き換え)できるが、WIN MEではアダプタ番号を指定しないと更新(書き換え)できない。


 参考サイト>
 ・「@IT」 “ipconfig - Windowsのネットワーク設定を確認する”
 ・IPCONFIGコマンド

posted by まき at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | MS-DOSコマンド リファレンス | ブックマークに追加する

2008年06月05日

command

command [内部コマンド]

 ▼ 機能

 コマンド インタープリタを新たに起動。MS-DOSの頃は、config.sys に書き込むときに、「shell=」で指定してましたけど……今だと、バッチファイルに書き込むときとか、バッチファイルを実行したいときとかに使うのかな?

 ▼ スイッチ


 WIN ME:
  • [[<ドライブ>:]<パス>] デバイス /E:nnnnn /P /C /MSG
  • /L:nnnn(内部バッファサイズ(128〜1024の間の数値)を指定。「/P」と一緒に使う)
  • /U:nnn(入力バッファサイズ(128〜255の間の数値)を指定。「/P」と一緒に使う)
  • /LOW(command の常駐データを下位メモリに読み込み)
  • /Y(「/C」か「/K」で、バッチファイル実行時に一行ずつ確認)
  • /K コマンド(指定されたコマンドを実行し、戻らない)
 WIN XP:
  • [[<ドライブ>:]<パス>](comman.com のあるディレクトリを指定)
  • デバイス(コマンド入出力のためのデバイスを指定)
  • /E:nnnnn (環境変数のサイズの初期値を数値(単位:バイト)で設定)
  • /P (新たなコマンドインタプリタを常駐。復帰なし)
  • /C 文字列 (文字列で指定したコマンド(バッチファイル名を指定してもいい)を実行後、復帰)
  • /MSG (エラーメッセージをメモリ内に保持。必ず「/P」と一緒に指定)

 ▼ 書式

  • WIN ME:
  • WIN XP:command [[<ドライブ>:]<パス>][<デバイス>][/E:nnnnn][/P][/C 文字列][/MSG]

使用例 

c:\Windows>command
posted by まき at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | MS-DOSコマンド リファレンス | ブックマークに追加する

doskey

doskey [外部コマンド:doskey.com(exe)]

 ▼ 機能

 コマンドラインの編集やコマンドの再呼び出し、それにマクロの作成をするコマンドです。一言でいうなら、コマンドの入力補助みたいなもので、MS-DOS全盛時代の便利ツール(DOSシェル拡張ツール)である、「KI-Shell」の機能が取り込まれた感じと思っていただくとイメージしやすいと思います。
 DOSコマンドは、一言一句間違えずに入力しないとエラーになります。しかも打ち間違えに後から気づいても、「BackSpaceキー」で間違えのところまで戻ると、今まで打っていたコマンドも一緒に消えてしまいます。強制上書きモードというべき、後戻りできない上に融通の効かないのが従来のDOSの性質です。
 ※WIN MEでは、DOSKEY.COMですが、WIN XPでは、DOSKEY.EXEになっていました。使い勝手も、XPのほうが進化しているように思いました。

 ヒストリー機能

 ↑↓(上下カーソル)で表示されるのは、WIN XPでは、コマンド部分だけです。例えば、「doskey /Insert」と打ったら、「doskey」だけが表示されます。WIN MEでは、打ち込んだコマンドすべてが表示されてました。
 「F7」を押すと、WIN MEの場合は、単に履歴を表示するだけですが、WIN XPでは別ウィンドウで一覧が開き、そこでコマンドを選べるようになっているので、使いやすく機能が進化しています。「doskey /Insert」と打ち込んだコマンドすべてが表示されるので、長いコマンドをもう一回使いたいときとか、便利です。WIN MEの場合は表示しかされないので、「F9」で行番号指定画面を出して、一覧で表示された左側の履歴番号を押せば実行できます。
 「F8」は、WIN ME/XPともに、順々に打ち込んだコマンドすべてが表示されるので、それでもう一回実行したいコマンドを選んでもいいでしょう。

 補足:挿入モードと上書きモードの見分け方

 「doskey /Insert」と打って挿入モード、「doskey /overstrike」と打って挿入モードにかわります。カーソル表示に変化はありません。知っているとは思いますが、この上書き・挿入モードの切替は、「Insertキー」を押しても可能です。この場合、カーソル表示に変化がおきます。細い下線(いつもみてるやつ)のカーソルが挿入モード、白くて四角いカーソルになると上書きモードの印です。
 切替に二つ方法があるのは、変更モードが一時的か否かという違いにあります。「Insertキー」の切替は一時的なもので、コマンドが入力し終わると(「Enter」で確定後)元の設定に戻ってしまいます。でも、「doskey /Insert」「doskey /overstrike」と打ってモードを変えることにより、そのDOS窓が開いている間は、その選択したモードが続きます。

 ▼ スイッチ

  • WIN ME:
    • /BUFSIZE:サイズ(マクロとコマンド履歴バッファのサイズを設定(規定値:512)) 
    • /ECHO:オン|オフ(マクロ展開のエコーバック機能を設定・解除(規定値:オン))
    • /FILE:ファイル(マクロの一覧を含むファイルを指定)
    • /HISTRY(目盛りに記憶されているコマンドをすべて表示)
    • /INSERT(入力した文字列が古い文字列に挿入される)
    • /KEYSIZE:サイズ(キーボードバッファのサイズ指定(規定値:15))
    • /LINE:サイズ(行編集バッファの最大値を設定(規定値:128))
    • /MACROS(DOSKEYマクロを表示)
    • /OVERSTRIKE(入力した文字列を上書き(規定値))
    • /REINSTALL(DOSKEYの新しいコピーを組み込み)
    • マクロ名(作成するマクロの名前を指定)
    • 文字列(登録するコマンドを指定)
  • WIN XP(コマンド):
    • /REINSTALL /HISTRY /INSERT /OVERSTRIKE マクロ名 テキスト(文字列)
    • /LISTSIZE=サイズ(コマンド履歴バッファのサイズを指定)
    • /MACROS(すべてのDOSKEYマクロを表示)
    • /MACROS:ALL(DOSKEYマクロを含むすべての実行可能ファイルのすべてのDOSKEYマクロを表示)
    • /MACROS:実行ファイル名(指定した実行可能ファイルのすべてのDOSKEYマクロを表示)
    • /EXENAME=実行ファイル名(実行可能ファイルを指定)
    • /MACROFILE=ファイル名(作成するマクロファイル名を指定)

 ▼ キー操作(ME/XP共通)

  • ↑↓(上下カーソル):コマンドの再呼び出し(ヒストリ(履歴)機能)←おすすめ機能!
  • 「ESCキー」:コマンドラインの取消(クリア)
  • 「F1」:直前に打ったコマンドを、1文字ずつ複写
  • 「F2」:(よくわからないけど、何かあるみたい (^ ^;) )
  • 「F3」:テンプレート内のすべての文字を複写
  • 「F4」:(よくわからないけど、何かあるみたい (^ ^;) )
  • 「F5」:現在のコマンドをテンプレートに記憶して、コマンド行はクリア
  • 「F6」:EOF(Ctrl+Z)文字を入力 (「^Z」のことだ)
  • 「F7」:コマンド履歴の表示(ずらっと一覧表示)
  • 「Alt」+「F7」:コマンド履歴のクリア
  • F8:コマンド履歴の検索(順々に履歴を表示)
  • 「F9」:数字でコマンドを指定
  • 「Alt」+「F10」:マクロ定義のクリア
※他にも、マクロ定義で指定する特殊コードとかがあります。詳しくは、「doskey /?」など、ヘルプをご覧ください。

 ▼ 書式

  • WIN ME:doskey [</スイッチ> ... ] [ <マクロ名>=[<文字列>]]
  • WIN XP(コマンド):doskey [/REINSTALL][/LISTSIZE=<サイズ>][/MACROS[:ALL|:<実行ファイル名>]][/HISTORY][/INSERT][/OVERSTRIKE][/EXENAME=<実行ファイル名>] [/MACROFILE=<ファイル名>][ <マクロ名>=[<テキスト>]]

使用例

DOSKEYの組み込み
c:\Windows>doskey
 これで、DOSKEY機能が使えます。一度組み込んだら、勝手にずっと組み込まれてました。……って、はじめっから、組み込まれてたっけ? あれ? あれ? 覚えてない。(^ ^;)
posted by まき at 22:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | MS-DOSコマンド リファレンス | ブックマークに追加する