2010年01月07日

OSについて

OSについてMS-DOSMS-WindowsWindows 95系(9x系)Windows NT系→XP・Vista・7

OSの仕事とは?

 OS(オーエス:Operating System )とは、一言でいってしまえば、コンピュータのハードウェア全体を管理するプログラム群といったところ。OSがないとパソコンは起動もできないほど、基本的な働きを担っております。基本的な事柄はすべてOSの仕事といっていいかもしれない。でも一番身近な働きは、やっぱり翻訳家という面でしょうか。パソコンは機械語(0と1の羅列のデータと思ってください)しか把握できないので、OSがいないと私たちとコミュニケーションもとれません。

MS-DOS を例にとって……

 実際の仕事としては、「メモリとディスク間のデータやりとりの管理」「周辺機器の間で流れるデータのコントロール」「ディスクの中のファイル管理」などが代表的です。私たちが直接OSに指示を出すときは、「コマンド:命令」を出して使うことができます。三つの基本的なプログラムが、それらの仕事の重要な部分をこなしています。
  • ms-dos.sys (エムエスドス・シス) :メモリに記憶されているデータやファイルなどを管理するもの。
  • io.sys (アイオー・シス) :周辺機器とのデータの入出力を管理するもの。
  • command.com (コマンド・コム): 私たちの指示を取り次ぐプログラム
 …といったところです。ちなみに、ms-dos.sys と io.sys は、MS-DOS 本体にあたるもので、システムファイルと呼ばれています。勝手にいじられて動かなくなるといけないので、操作することはもちろん見ることもできないような属性になっている、念の入れようです。
 とにかく、私達がワープロを使ったり、絵を描いたり……といろいろ使いたいときに使用するアプリケーションソフト。このソフトを動かすために必要な基礎部分が、OSって感じかな。OSがないと、何のソフトも使えないくらい、重要なものだよって覚えておいてもらえるといいんじゃないかな。

OSの進化の履歴

 なぜOSは進化する必要があるのか? といったような、各OSの機能面での詳細は下記を参照いただくとして、ここでは簡単に、ここ二十年のOSの進化を振り返ってみます。

OS進化の概観(「Windows」について)

 Windowsが登場する前の時代。IBM系のパソコン・Macintosh系のパソコンで使われていたOSがMS-DOSです。その後、MACは、MAC OSというものを使うようになったと聞いていますが(いい加減な知識です(^ ^;))、IBM系のパソコンは「Windows」というOSに発展していくことになります。
『日経パソコン』の記事を参照してつくった、OS進化履歴表
MS-DOS系 MS-Windows系(95系) Windows XP 2001年 Windows 7 2009年
MS-DOS(Ver.1.0→2.11→3.10→3.21→(3.30)3.3A・3.3B・3.3C・3.3D→4.0?→5.0・5.0A→6.2)

(私の記憶の限りでは、NEC「きゅーはち」仕様のものは、こういう進化でしたが……)

Windows(1.0(1985年)→2.0/386(1987年)→3.0(1990年)→3.1(1992年)→3.1A ↓
Windows(95(1995年:)→ 98(1998年)→Millennium(ME:2000年)
MS-DOS とは無関係に発達 Windows(NT系)
Windows(NT3.1(1993年)→NT3.5(1994年)→NT3.51(1995年)→NT4.0(1996年)→ 2000(2000年)
 MS-DOSという初期のOSから発展したのが、MS-Windowsを経て、個人ユーザー用のOSとして定着したWindows95→98→MEと展開。使い勝手優先のOSで、安定性やメモリ管理能力のなさなど、機能面では残念ながら課題が多いです。そのため、企業向けのOSということで、MS-DOSとは関係なく、まったく白紙の状態から、Windows NT→2000は作られました。安定性など評価はわりと高いです。そして2001年には、二つのWindows(一般に、95系(WIN 95/98/ME)と、NT系(NT/2000)と呼ばれています)の、利点を生かし・弱点をなくすということで、Windows XPが作られましたが、技術的には、XPはWindows 2000の後継で、95系はWindows ME で終わっています。(^ ^;)
 ※なお、中級者向け(もうちょい詳しい意味を知りたいとき)は、「@IT」 “Windows 9x or Windows 2000?” の一連の記事がおすすめです。

OSを最新のものにしたほうがいい理由とは?

 パソコンの性能(ハードウェア)と、OSの管理能力(ソフトウェア)は、切っても離せない「まさに一心同体!」という関係にあります。OSのバージョンアップは、周辺機器の管理能力のアップ、インターネットへの対応など……時代が要請した新しい技術をいかに実現するかの強化ですから。
 具体例としては、上記にある「歴代OSの機能と、パソコンを取り巻く環境」を参照ください。他にも、トラブル回避のためのドライバの更新――周辺機器をコントロールするドライバは、バグ(プログラムの誤り)や機能強化に日々励み、トラブルを少なくするため新しいドライバを提供してくれてるんで、新しいものを使ったほうがスムーズに動くだろうって感じ――など、いろいろ意味があります。

注意事項 

 MS-DOS でも Windows でも、ともに注意してほしいのが、「バージョン」です。というのは、MS-DOSの時代だと、バージョンによって提供されているコマンド(命令)に変化があるし、Windowsの時代だと、バージョンによって「コントロールパネル」の設定項目とか、アクセサリとして提供されている付属のプログラムなどに、違いがあるからです。
 使用しているOSによっては、そのOSを使っているからトラブルが起きるんだ……とか、ありますから、誰かに相談するときは、何のOSを使っているかという情報も、一緒に伝えたほうが原因究明は早くなると思います。具体例をあげると、性能が一昔前のパソコンで、Windows MEにアップグレードさせたら、フリーズの嵐でしょうね……。メモリの食い方がちがいますから。このように、自分のパソコンの性能にあったOSを選ばないと、あとでひどい目に遭います。みなさん、ご注意くださいね!
 要は、ハードの性能アップ・ソフトの性能アップの兼ね合いから、そのパソコンに一番あったOSを選ぶ。そうしないと、パソコンの性能を十分引き出せないって感じですね。背伸びしても、役不足でもいけない。自分が「こんなふうに使いたい」というのができるパソコンにするのが一番ですから!
posted by まき at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | パソコントラブル対処法 | ブックマークに追加する
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/137689600
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック