パソコンが起動すると、レジストリの情報を元に必要な設定を行っています。レジストリには、Windows上で使うソフトや機器に関する設定が記録されているわけです。パソコンのシステムに何らかの更新があったとき(ソフトのインストールや、周辺機器の追加など)に、自動的にレジストリの内容も書き換えられていて、普段お目にかかることはないんですが、パソコンを支える裏方さんなのです。
レジストリについて
内容が内容だけに、レジストリが壊れると、Safeモードですら起動できなくなって、かなり致命的なトラブルが生じるときもありますが……正常に起動できると「よっしゃあ、記録するぜ」と、地道に記録を続けますので、ちょっと起動できなくなっても、レジストリを復元させると正常にパソコンが起動できるようになるというメリットもあります。(Windows NT系は毎回ってわけじゃないみたいだけど、ある特定のポイントで記録するようです)……が、毎回毎回記録するので、レジストリがそのたび大きくなり、起動に時間がかかるようになるデメリットもあります。もちろん、アプリケーションソフトを追加・削除するときも、その記録をひたすら残します。情報を消そうという意思がないので、使えば使うほど、レジストリは大きくなっていきます。成長していくといってもいいくらい、すごいです。(^ ^;)
■ 再セットアップのおすすめ
ということで、パソコンを使っていると、月日が経つにつれ起動に時間かかり、動作が不安定になるという特徴があります。――レジストリが大きいと、読み込む情報が多いということですし、もう削除したアプリケーションの情報とかもゴミとして残っている巨大なデータベースになっているので、収集がつきません。そこで、適当なところで、「レジストリの最適化」を行ってレジストリを適度な大きさにしたり、「再セットアップ」を行ってレジストリを初期値に戻しすっきりさせたりすると、パソコンの動作が安定することがあります。※私の十数年の経験からいうと、再セットアップをお勧めします。レジストリの最適化でも当座は凌げるんですが、安定動作を望むなら、きれいのプログラムを入れ直す「再セットアップ」のほうが、その後の動作は安定していたからです。
レジストリの正体
Windows 95/98の頃は、system.dat user.dat という二つのファイルで構成され、Windows ME では、さらに classes.dat が追加され、三つのファイルで構成されています。 バイナリ形式なので、内容を見たい(変更したい)場合は、Windows付属のツール「レジストリエディタ(regedit)」を使うか、レジストリが読めるフリーソフト(カスタマイズ系のソフト)を使う必要があります。- system.dat:システムやハードウェアの構成などの情報。起動時に、必要なデバイスとかアプリケーションの情報を参照して、ドライバなんかが組み込まれる。
- user.dat:ユーザー固有のデータ情報。
- classes.dat:
※ scanreg /restore を実行したとき選べるファイルは、この C:\Windows\SYSBCKUP に保存されてる「rb***.cab」です。